Rソックス・田沢、1年4億円で合意
年俸調停を申請していたレッドソックスの田沢純一投手(29)が1年337万5千ドル(約3億9600万円)で合意した、と20日(日本時間21日)、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が自身のツイッターで伝えた。同投手は調停を回避し、メジャー6年目のシーズンを迎える。
メジャー5年目だった昨季の田沢は中継ぎで61試合に登板し、2勝7敗、防御率4・14、16ホールド。シーズン終盤には負傷離脱した上原に代わる抑えを務めるなど、3年連続で60試合登板を達成し、チームに貢献した。
昨季の年俸は225万ドル(約2億6千万円)。今季終了後にフリーエージェント(FA)の資格を得る田沢は来季の年俸415万ドル(約4億8700万円)を希望したのに対し、球団側の提示額が270万ドル(約3億1700万円)と開きがあったため、今後の動向が注目されていた。
田沢は08年オフにレッドソックスと3年330万ドル(約3億8千万円)で合意し、社会人から米球界へ移籍。13年81万5千ドル(約9500万円)、14年127万5千ドル(約1億5千万円)、15年225万ドル(約2億6千万円)と順調に年俸をアップさせてきた。わずか3年で年俸を4倍に伸ばした計算になる。