川崎 カブスと合意を表明「全力で」
ブルージェイズからフリーエージェント(FA)になっていた川崎宗則内野手(34)が21日、カブスと契約合意したことをツイッターで報告した。FOXスポーツのJP・モロシ記者は同日、自身のツイッターで川崎がカブスとマイナー契約を結んだと伝えた。
川崎はツイッターで「この度、シカゴ・カブスと契約することになりました。トロントでの3年間は、素晴らしい仲間、ファンと共にとても楽しい時間を過ごすことができました。その時間は、僕にとって一生忘れられないものです。新天地でも、トロントで学んだことをしっかり生かして全力で頑張りたいと思います。チェスト!」と決意表明した。
川崎は11年オフにソフトバンクからFAでマリナーズとマイナー契約で合意し、開幕メジャー入り。13年から昨季までの3シーズンはいずれもブルージェイズとマイナー契約を結び、シーズン途中にメジャー昇格を果たした。
メジャーでは二塁、三塁、遊撃を守るユーティリティ選手として通算262試合に出場し、打率・234、出塁率・314、1本塁打、50打点、77得点。昨季は23試合で打率・214、出離率・313だった。マイナーの通算成績は131試合、打率・250、出塁率・340。
カブスの今季の内野の布陣は二塁が今オフに4年5600万ドルで合意したベテランのゾブリスト、遊撃は21歳のラッセル、三塁が24歳のブライアント。ゾブリストと同じ34歳でチーム野手最年長となる川崎は、23歳のバエズ、24歳のアルカンタラ、26歳のラステラらと開幕メジャー入りを目指す。