ボンズ新打撃コーチ、イチローサポート
今季からマーリンズの打撃コーチを務めるバリー・ボンズ氏(51)が20日(日本時間21日)、本拠地マーリンズ・パークで記者会見を行った。
年間73本塁打、通算762本塁打などのメジャー記録をもつ同コーチは、現役時代と同じ背番号「25」のユニホームを着て会見場に登場。新たな役割に対する意気込みを語るとともに、メジャー通算3000本安打まであと65本に迫っているイチロー外野手(42)についても言及した。
通算安打数で並んでいるボンズ打撃コーチは「私の知る限り、彼は最高の打者の一人だ」と称賛の言葉を口にし、「3000本ものヒットを打とうとしている選手に教えることなんてないよ」と言って笑顔を見せた。
さらに43歳までプレーした自身の経験を踏まえながら「試合に臨むまでの準備に関してイチローはすでに自分自身のシステムを把握している。私はその一部として関われることを楽しみにしているし、3000本安打を見守っていきたい」と、メジャー最年長野手のサポートを約束した。