イチロー、松山英樹と初対面 

松山(左)と笑顔で話をするイチロー=ジュピター(撮影・小林信行)
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 「マーリンズ春季キャンプ」(28日、ジュピター)

 マーリンズのイチロー外野手(42)が28日(日本時間29日)、フロリダ州ジュピターのキャンプ施設でプロゴルファーの松山英樹選手(24)と初対面を果たした。

 練習グラウンドからクラブハウスへの通路。約2時間半の全体練習を終え、荷物を担いで歩いていたイチローが笑顔になった。同州ドラルで3月3日から始まるキャデラック選手権に出場予定の松山が同施設を訪問。時間にしてわずか5分ほどの対面だったが、2人は満面笑みで握手を交わし、会話を楽しんだ。

 練習後のイチローはメーン球場で行われたチーム恒例のサイン会にも出席。20日のファンフェスタ同様、その人気ぶりは群を抜き、長蛇の列をなしたファンのために約1時間、ペンを走らせた。

 この日も親交のあるダウンタウンの浜田雅功(52)から贈られた直筆Tシャツを着て球場入り。第6弾はイチローと思われる打者のイラストは過去5作と同じだったが、添えられた言葉は「ケガなんかしたことないし」だった。

 イチローは09年に胃かいようを患い、故障者リスト(DL)入りしているが、メジャー15年間で肉体のけがによる長期離脱は一度もない。サイン会終了後、ほかの選手たちが家路を急ぐなか、イチローはTシャツと短パンに着替えてコンテナ型ジムへ直行した。日課になっている初動負荷理論に基づいた特殊マシンを使ったトレーニングを実践した。小さな積み重ねがけがをしない強じんな体をつくり上げている。

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