イチ“クッパロー”Tシャツで球場入り
「マーリンズ春季キャンプ」(12日、ジュピター)
マーリンズのイチロー外野手(42)はレッドソックスとのオープン戦には出場せず、フリー打撃など約1時間の練習に参加した。
前日に続いてチームの遠征に帯同せず、居残り組でフリー打撃35スイングと守備練習のみという軽めのメニューで調整。練習後は日課としている特殊マシンを使った筋力トレーニングを約40分行った。
キャンプ19日目のこの日は、ゲームソフト「スーパーマリオブラザーズ」の人気キャラクター、クッパが同選手の打撃フォームをまねたイラストのTシャツを着て球場入りした。
ボスキャラのクッパがまねているのはイチローが打席に入った際に投手に向かってバットを突き立てるおなじみのポーズ。文字は入っていなかったが、ダウンタウン・浜田雅功から贈られたオリジナルTシャツのイラストを意識したかのような構図だった。
“クッパロー”は日の丸を連想させる大きな円の前に立ち、右手にはトゲ付きのバット。右袖に触れている左手や、両足の位置も忠実に再現するこだわりぶり。背中にはクッパのトゲ付きの甲羅もプリントされており、今回も遊び心を忘れてはいない。
2月23日のキャンプインからスタートした日替わりTシャツはこの日で19枚目。これまで親交のあるダウンタウン・浜田の直筆Tシャツ7枚のほか、3月以降は「B型ですが、何か?」「右投げ左打ち」「肉、肉を食わせろ!」「早く俺のレベルまで上がってこいよ」「大変な事しでかしました。」といったおもしろメッセージ、さらにはビール会社「KIRIN」や漫画「サザエさん」、雪印「さけるチーズ」をもじったものまで多彩な“作品”が披露されている。
9日からは文字の入ってないイラストのみのTシャツに移行。人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト」に登場するスライムとみられるイラストや、人気子供番組「ひらけ!ポンキッキ」のガチャピンに似たイラストが描かれていた。