イチロー、OP戦途中出場で無安打
「オープン戦、マーリンズ2-1ヤンキース」(2日、マイアミ)
マーリンズのイチロー外野手(42)は2日(日本時間3日)、ヤンキースとのオープン戦に六回の守備から右翼で途中出場。2打席に立って無安打だった。
六回の第1打席では、抑えの左腕チャプマンと09年2月15日の第2回WBC以来、7年ぶりに対決した。
相手は最速106マイル(約171キロ)を誇る剛腕。初球、高めのボール球が101マイル(約163キロ)を表示するとスタンドがどよめいた。ヒヤリとしたのは2球目。100マイル(約161キロ)の速球が内角高めに外れ、イチローがのけぞった勢いで打席から飛び出すとさらに大きなどよめきが起こった。最後はカウント3-1からの5球目、外角の156キロ速球を打って出て遊飛だった。
八回は先頭でマイナー右腕のバルバトに対し、ワンボールからの2球目、外角の148キロ速球を左翼へ打ち上げた。
この日でオープン戦全日程が終了した。イチローは17試合(代打5試合含む)に出場して打率・184(38打数7安打)。打率は08年の・205(73打数15安打)を下回る自己ワーストとなったが、打席数は大きく異なり、当時の打席数77に対し、今年は42打席だった。
3日は休養日。4日は本拠地で全体練習を行い、5日のメジャー16年目の開幕に備える。