ムネリン、メジャー昇格!夢つかむ
大リーグ、カブスは8日(日本時間9日)、カブス傘下3Aアイオワで開幕を迎えた川崎宗則内野手(34)のメジャー昇格を発表した。背番号は「66」。
カブスのシュワーバー左翼手が7日(同8日)のダイヤモンドバックス戦で打球を追った際に中堅手と交錯し、負傷退場。この日の検査の結果、左膝靭帯の断裂でシーズン絶望であることが分かった。大リーグ公式サイトは、チームは三塁手のブライアントを左翼手として起用するため、川崎が必要だとした。
今季の川崎はカブスとマイナー契約を結び、メジャーのキャンプに招待選手として参加。オープン戦では24試合に出場して打率・367(49打数18安打)、出塁率・446をマークした。
30打席以上立った選手の中ではチームの首位打者と出塁王に輝いた川崎だったが、球団は開幕メジャー昇格を見送り。3月末には労使協定で定められた10万ドル(約1100万円)の“残留特別手当”の支払いを避けるために契約を一旦、解除した後、再びマイナー契約を結び直し、メジャー登録が可能な40人枠に入れていた。