イチロー、6戦ぶり先発も4打数無安打
「マーリンズ1-3ナショナルズ」(20日、マイアミ)
マーリンズのイチロー外野手(42)がナショナルズ戦に「2番・中堅」で出場し、4打数無安打。13日のメッツ戦以来、6戦ぶり、今季2度目のスタメンだったが、結果を出すことはできなかった。
初回の打席は三ゴロ併殺。右腕のロスに対し、初球にバントを試みてファウルになった後、2球目、低めの148キロシンカーを打ったが、打球は野手の正面だった。
0-2の三回2死走者なしの打席は、2番手右腕、ペティットに一ゴロ。ツーボールワンストライクからの4球目、高めの142キロ速球を振り抜いたが、打球は野手の正面だった。
1-3の六回の打席は遊ゴロ。カウント1-1からペティットの3球目、135キロのスライダーにバットを折られながらも快足を飛ばしたが、わずかに及ばなかった。
2点を追う九回1死走者なしの第4打席は遊ゴロ。守護神パペルボンに対し、1ボール2ストライクからの8球目、148キロ直球を振り抜いたが、打球は遊撃手のほぼ正面だった。
試合は、元中日のマーリンズの先発、チェンが7回6安打3失点で今季初黒星。五回まで毎回安打を許し、3点を失いながらもクオリティスタートをマークしたが、打線の援護なく、シーズン初勝利は手にできなかった。