イチロー、代打で一ゴロ 敵地で歓声
「ジャイアンツ8-1マーリンズ」(22日、サンフランシスコ)
マーリンズのイチロー外野手(42)がジャイアンツ戦の七回に代打で途中出場し、一ゴロ。守備には就かず、1打数無安打で打率を・368(19打数7安打)とした。
3試合ぶりにベンチ・スタートとなったイチローが登場したのは1-8の七回2死走者なしの場面。「代打・イチロー」がアナウンスされると、敵地のファンから拍手と歓声が起こった。
前日のナショナルズ戦では今季初の1番で先発し、2安打2得点。この日は右腕のサマージャにカウント1-2と追い込まれた後の5球目、内角の151キロのカットボールを打って出たが、ゴロの打球は一塁手の正面だった。
試合は、マーリンズの先発、コザートが初回に3点を失うと、四回の攻撃ではマッティングリー監督が暴言で今季初の退場処分。その直後に1点を返したが、五回と六回に投手陣が打ち込まれ、一気に突き放された。