ダル、大谷肉体改造可否判断は「早い」
自己最速の162キロ速球を投げながら、15日の西武戦で4敗目を喫した日本ハム・大谷翔平投手(21)について、オフに肉体改造を指導したレンジャーズのダルビッシュ有投手が16日、「判断するには早すぎる」とツイッターで発言した。
ダルビッシュはこのオフ、自宅を訪ねてきた大谷に、筋力トレーニングの有効性を説いた。
これを受け入れて大谷は上半身などを鍛え、今季は4キロ増の97キロで開幕に臨んだ。
しかし、なかなか結果は伴わず、西武戦でも球速は出たものの制球に苦しみ、勝ち星はつかなかった。
この結果をチェックしていたダルビッシュは「誰だって悪いシーズンはありますし、大谷の場合はまだ6月にも入ってないので何が良かった、ダメだったと判断するにはあまりに早すぎると思いますね」と、結果にとらわれず静観することを訴えた。
その上で「自分も良くない月がありましたし、彼も毎回しっかり準備する人間ですからしっかり修正してくるでしょう」と、エールを送った。