イチロー、3戦ぶり快音 大台まで39本
「ブレーブス4-2マーリンズ」(27日、アトランタ)
マーリンズのイチロー外野手(42)はブレーブス戦に「1番・右翼」で出場し、4打数1安打1得点。打率は・351(74打数26安打、7四球)。3試合ぶりの安打でメジャー通算2961安打とした。日米通算安打は4239本となり、ピート・ローズのもつメジャー通算最多安打記録まであと17本とした。
前日は出場機会はなく、11試合ぶりに完全休養となったイチロー。初回の打席は右腕のペレスに対し、1ボール1ストライクからの3球目、126キロのカーブをとらえ切れず、二ゴロだった。
両軍無得点の三回1死走者なしの打席は左中間二塁打。2ストライクからの3球目、127キロのチェンジアップを左中間へはじき返し、3試合12打席ぶりに快音を響かせた。後続の連打で先制のホームを踏んだ。
2点リードの四回2死二塁の好機は、初球、外角の146キロシンカーを鋭くはじき返したが、左直。同点の七回2死走者なしの場面は2番手右腕のノリスに対し、1ボール2ストライクからの4球目、内角低めの138キロを打って出て右直だった。
試合は、マーリンズが三回にイチローの二塁打を足掛かりに2点を先制したが、終盤に逆転されて3連勝はならなかった。