マエケン、6戦ぶり勝利へ「粘り強く」

前回敗れているメッツ戦を前に意気込みを語る前田(撮影・小林信行)
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 「メッツ-ドジャース」(28日、ニューヨーク)

 ドジャースの前田健太投手(27)が4勝目を目指して28日(日本時間29日)のメッツ戦に先発する。

 メッツとは今季2度目の対戦。11日に本拠地で対戦したが、敗戦投手になった。しかも投げ合う相手は、2本のホームランを許した剛腕シンダーガードだ。

 「前回は負けましたけど、まだそんなに対戦が多いわけではないし、今はしっかりと自分のピッチングをすることを心掛けている。前回は不用意だったボールがたくさんあったので気を付けたい」

 ここまで9試合に登板して3勝3敗、防御率3・29。4月23日のロッキーズ戦で3勝目を挙げて以降は5試合で白星なし。特に最近3試合はいずれも4失点でKOされているとあって「場面場面でしっかり投げていければいい。粘り強く投げていけたらいい」と話した。

 敵地で投げるのは5度目。過去4試合は2勝無敗、防御率2・31と好結果が出ていることに「マウンドはどこの球場もだいたい同じですし、違和感なく投げられている。今は球場がどうとか、気にせず投げられている」と、しっかりアジャストできていることを明かす。

 敵地ニューヨークのファンは気性が荒い。同カード3連戦初戦となった27日は、昨季のプレーオフで併殺阻止のスライディングでメッツの遊撃手を骨折させたアットリーに対し、試合前から激しいやじ。試合では打席に入るたびに大きなブーイングを浴びせた。

 この日、ドジャースは19歳のメキシコ人右腕、ウリアスをメジャーデビューさせたが、2回2/3で3失点と結果を残せず。チームもサヨナラ負けを喫し、連勝は「4」で止まった。悪い流れを断ち切れるか。前田の右腕にかかっている。

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