ダルビッシュ、復帰戦を白星で飾る

 パイレーツ戦に先発したレンジャーズのダルビッシュ=アーリントン(共同)
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 「レンジャーズ5-2パイレーツ」(28日、アーリントン)

 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が復帰登板を果たし、5回3安打1失点。2014年7月28日のヤンキース戦以来の白星をつかんだ。

 昨年3月17日に右肘の靱帯修復手術を受けたダルビッシュは、2014年8月9日以来の約1年9カ月ぶりの登板。

 初回、先頭のジェイソに中前打を許すと、守備のミスもあって、2死三塁のピンチを招く。それでも冷静に4番のフリースを三ゴロに打ち取り、この窮地を脱出すると、打線がその裏に援護点を送った。

 無死二、三塁の好機で内野ゴロの間に1点を先制すると、“エース”の復帰を祝うように4番のベルトレが“祝砲”。中越えに運ぶ2点本塁打でこの回、3点を奪った。四回にはモアランドのソロ本塁打も飛び出した。

 援護を受けたダルビッシュは多彩な変化球と最速158キロの直球でその後の二、三、四回は無安打1四球で凡打の山を築いた。五回は先頭のセルベリの右前打をきっかけに、2死二塁とされ、フィゲロアの一、二塁間を破る適時打を許して1点を奪われた。

 結局、5回で81球を投げ、3安打1四球7三振で、2番手の元ヤクルト、バーネットにマウンドを譲った。

 レンジャーズは九回に1点を奪われたが、5-2で勝利。ダルビッシュが復帰を白星で飾った。

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