イチロー、7戦ぶりマルチ&先制ホーム

 「マーリンズ3-1パイレーツ」(31日、マイアミ)

 マーリンズのイチロー外野手(42)はパイレーツ戦に「1番・右翼」で出場し、4打数2安打1得点だった。打率は・322。メジャー通算2963安打。日米通算安打数は4241本となり、ピート・ローズの持つメジャー最多通算安打記録まであと15本とした。

 2試合ぶりの先発出場となったイチローの初回の打席は遊飛。右腕のコールに対し、カウント2-2からの5球目、内角高めの154キロ直球を遊撃手の後方に打ち上げた。

 三回は先頭で中前打。初球を空振りした後の2球目、外寄り151キロ速球をライナーでセンターへ弾き返し、27日のブレーブス戦以来、4戦15打席ぶりの快音を響かせた。

 五回1死走者なしの打席は捕ゴロ。1ボール2ストライクからの4球目、地面すれすれの129キロのカーブをとらえ切ることはできなかった。

 両軍無得点の七回1死走者なしの場面は右前打。カウント1-1からの3球目、高めの153キロをライナーでライト前へ運んだ。後続の連打で先制のホームを踏み、3点を奪う攻撃の起点となった。

 イチローは21~23日の3試合で13打数10安打と大暴れしたが、直近6試合は23打数1安打と結果が出ていなかった。マルチ安打は23日以来、7試合ぶりだった。

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