上村愛子また4位…メダルならずも笑顔
2014年2月9日
すべてを出し尽くした一日を振り返り「泣いたり笑ったりで今日は忙しかったですけど、バンクーバー終わった後、またソチを目指して頑張りたいなと思ったときに、またギリギリで(メダルが)取れないとか取れるとか、そういう場所にちゃんと戻ってこれるという自信も持てていなかったので、メダルを狙うんだ、最高の滑りをしたら、もしかしたら取れるかもというところまでこれたのが、すごくうれしいなと思います」とまたニッコリ。今後については「今回最後だなと思っているので、自分としてはオリンピックの思い出は良い思い出で終われると思っていて…。メダルはないんですけどね。そこはもう、申し訳ないとしか言いようがないんですけど、頑張って良かったなと思っています」と、五輪の舞台から退く決意を晴れやかに語った。
上村は決勝1回目、スタート直後に一瞬バランスを崩しかけながらも、ヘリコプター、バックフリップと2度のエアを確実に決めて20・43をマーク。9位で2回目に進出した。2回目も安定したエアで21・15とし、6人中6番目で決勝3回目に進んだ。
上村は1998年、17歳で長野五輪に出場。7位の成績を残した、その後、02年ソルトレークで6位、06年トリノで5位、10年バンクーバーで4位と、1つずつ順位を上げた。バンクーバーの終了後は「なんでこんなに一段一段なんだろう…」と涙も見せたが、最年長として出場したソチでは、悔しい“足踏み”となってしまった。
金メダルには、22・44をマークしたジュスティーヌ・デュフールラポワント(カナダ)が、銀メダルにはクロエ・デュフールラポワント(カナダ)が輝き、姉妹での“ワンツーフィニッシュ”。3位にはバンクーバー五輪金メダリストのハナ・カーニー(アメリカ)が入った。
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