真央、自己ベストで暫定首位浮上！
2014年2月21日
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第２番」で臨んだ浅田は、冒頭のトリプルアクセルを鮮やかに決めるなど６種類８回の３回転ジャンプをすべて成功。完璧な演技を見せた後は涙をこらえ、大歓声に応えた。「できると思って…これが自分がやろうと思っていた構成なので、良かったです。昨日はとても残念で、悔しくて、取り返しのつかないことをしてしまったんですけど、今日のフリーで４年間やっていたきたこと、たくさんの方に支えていただいたので、私なりの恩返しができたと思っています」と納得の表情で振り返った。
銀メダルを獲得した４年前のバンクーバー五輪では涙を流し、今回の五輪を自身のスケート人生の集大成と位置づけ、表彰台の頂点を目指して臨んだ。浅田のこれまでのＦＳ自己ベストは１３年ＧＰシリーズ・ＮＨＫ杯での１３６・３３点だった。
フィギュアスケート女子にはＳＰに３０人が出場。上位２４選手がこの日のＦＳに進出して合計点で順位を競う。ＳＰでは、バンクーバー五輪金メダリストのキム・ヨナが７４・９２点で首位発進。地元のアデリナ・ソトニコワ（ロシア）が７４・６２点で２位、カロリーナ・コストナー（イタリア）が７４・１２点で３位につけている。
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