ノアのKENTA退団 WWE入り浮上

ノア所属最後の日に、色紙に感謝と記したKENTA
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 ノアのKENTA(33)が30日、東京・有明で会見し、退団を発表した。4月半ばに申し出て了承され、30日をもって専属契約解除となった。

 14年間、所属として奮闘してきたKENTAは団体やファンに感謝しつつ「33歳となることで、環境を変えて新しいことに挑戦するには今しかない」とコメント。今後について具体的には明かさなかったが、かねて希望しているWWE入りが浮上する。ノアでは5・3ディファ有明、5・17後楽園ホールの2試合にフリーとして参戦する。

 KENTAは1999年に全日本に入門し、同年5月にデビュー。2000年のノア旗揚げに参加した。小柄な体ながら、キックを武器に闘志あふれるファイトで頭角を現す。05年7月に金丸義信を破り、GHCジュニア王座を奪取。その後もライバルの丸藤正道らと好勝負を繰り広げた。

 13年1月には森嶋猛を下し、GHCヘビー級王座を獲得。年間9度防衛の同王座最多記録を更新した。14年1月、森嶋に敗れて王座から転落したが、人気No.1の大黒柱として団体を支えてきた。

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