帝里木下、大毅返上の王座決定戦に出場

 世界戦を発表する(左から)千里馬啓徳会長、帝里木下、武本弘樹トレーナー
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 「IBF世界スーパーフライ級王座決定戦」(7月18日、神戸ポートピアホテル)

 ボクシングの千里馬神戸ジムは9日、神戸市中央区の神戸ポートタワーホテルで会見を行い、IBF世界スーパーフライ級3位で前日本同級王者の帝里(ている)木下(28)=千里馬神戸=が7月18日にIBF世界スーパーフライ級王座決定戦を行うことを発表した。

 試合は神戸ポートピアホテル・大輪田の間で開催され、対戦相手は同級1位のゾラニ・テテ(南アフリカ)。前王者の亀田大毅(亀田)の王座返上にともない、空位となった王座を争う。

 この日、自らがフロアマネジャーとして勤務するホテルで会見に臨んだ帝里は「とうとうここまで来たんだなという感じ。やってやろうという気持ちです」と意気込みを語った。2008年5月のプロデビューから20戦19勝(3KO)1分け、日本王座を5度防衛と無敗をキープしてきた帝里にチャンスが回ってきた。

 対戦相手のテテは21戦18勝(16KO)3敗のサウスポーのハードパンチャー。「動画が1本あったので見ましたが、強いですね。ただ、隙も見つけた。絶対かなわないという相手ではない」と自信を示した。

 ボクシングでは初めて使用される会場は、約3000人収容のホテルの大広間。試合は、CS放送のスカイ・A sports+で20時から生中継される。

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