曙 全日本取締役に就任していた
全日本の曙(45)が6日、横浜市内の事務所で会見し、新体制がスタートした7月1日から取締役に就任していたことを発表した。曙は「秋山(準)社長に『こういう形(独立)になるかも。ぜひ曙選手の力を借りたい』と言われて、ものすごくうれしかった。『1人の選手として試合に出るだけじゃなく、一緒に(全日本を)作って、残してほしい』と話していただいた」と経緯を説明した。
秋山社長、諏訪魔専務(37)とのスリートップ体制となるが、抜群の知名度を誇る元横綱だけに“広告塔”として期待される。曙は「昼寝役じゃないかな(笑)。(詳しくは)分からないけど、必要なときは言われると思う。試合だけじゃなく、あいさつに行ったり、“顔”といったらおかしいけど」と役回りを理解している。
秋山社長の考え方に共鳴したからこそ引き受けた。「気持ちが一致したのは、秋山社長が『一番いい時代にプロレスをやっていた』という話をされたとき。自分も相撲のときに秋山社長と同じ(人気全盛)時代だった。今の選手はかわいそう。(環境を)作ってあげたい、残していきたい」と話した。
取締役としての自覚は十分。「会場に来たお客さんに『明日もまた来たい』と言わせるくらいの内容を見せていきたい。僕たちは夢を売る商売。(新弟子を)探さなくても『全日本に入りたい』という風になれば間違ってないと思う」と所信表明した。
元横綱から格闘技、プロレスと豊富な経験すべてを伝えていく。曙は「(取締役は)相撲界でいえば親方みたいなもの。全日本の部屋付き親方として頑張っていきたい」と力強く言い切った。
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