ゴンサレス、検診で八重樫にアミーゴ!

予備検診を終え、肩を組んで記念撮影する八重樫東(右)とローマン・ゴンザレス=東京・水道橋のJBC(撮影・村中拓久)
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 9月5日に代々木第二体育館で行われるボクシング・ダブル世界戦の予備検診が2日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われた。

 WBC世界フライ級タイトルマッチは、王者・八重樫東(大橋)、挑戦者のローマン・ゴンサレス(ニカラグア・帝拳)ともに異常なし。八重樫は身長で1・5センチ上回る161センチ、胸囲で5センチ上回る90・5センチ、リーチは同じ163センチと体格はほぼ互角だった。

 検診を終えた両者は握手を交わし、ゴンサレスは「アミーゴ!(友達)」と声を掛けるなど、大一番を前に両陣営ともムードは良好。

 強さゆえ、なかなか3階級制覇のチャンスに恵まれなかったゴンサレスは、挑戦に応じた八重樫に敬意を表し、八重樫も「同時代の伝説と戦えるのは光栄」とゴンサレスをリスペクトした。

 大橋会長は「お互い落ち着いている。これから何が起きるのか、嵐の前の静けさだね」と話した。

 また、WBC世界ライト・フライ級タイトルマッチも王者・井上尚弥(大橋)、挑戦者・サマートレック・ゴーキャットジム(タイ)とも異常なしと診断された。

 今回は苦手な減量も含めて順調に調整できたという井上は「初防衛戦はKOで勝ちます」と宣言した。

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