村田判定5連勝に「心折れそうに…」
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「ボクシング10回戦」(5日、代々木第二体育館)
ロンドン五輪金メダリストでWBC同級12位の村田諒太(28)=帝拳=が、同級21位でメキシコ王者のアドリアン・ルナ(24)=メキシコ=を3‐0の判定で下し、プロ5連勝を飾った。昨年8月のプロ転向から5連続KO勝ちこそ逃す苦しい闘いだったが、来年にも狙う世界王座へ歩を進めた。
4ラウンドにラッシュをかけた村田だったが詰め切れず、自身初の10ラウンドにもつれ込んだ。「4ラウンドで倒さなければいけなかった。ラッシュでスタミナを使い回復しなかった。6ラウンドが終わった後は、まだ4ラウンドもあるのかと心が折れそうになった」と反省の言葉を口にした。