一翔、世界前哨戦へ気合「勝つだけ」
「ボクシング10回戦」(16日、後楽園ホール)
ボクシングダブル世界前哨戦の前日計量が15日、東京・後楽園ホールで行われ元世界2階級王者・井岡一翔(井岡)、パブロ・カリージョ(コロンビア)ともにリミットの50・8キロで一発パスした。
5月に3階級制覇に失敗し、再起とともに、大みそかの世界戦に向けた前哨戦。「相手も世界ランカーだし、世界前哨戦となるように、判定でもKOでもいい内容にしたい。勝つだけ」と気合。初めて対面した相手に関し「体をしっかり仕上げてきていると思った。僕も相手もこの試合にかけている。気持ちで負けない」と、簡単な敵ではない印象だ。
カリージョも「十分、準備をしてきた。彼も私もレベルの高いボクサー。キャリアで1番重要な試合」と番狂わせに意気込んだ。