元王者・宮崎亮が再起戦KOで飾る

4回、イカル・トビダ(左)に右を打ち込む宮崎亮(撮影・佐々木彰尚)
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 「ボクシング8回戦」(16日、後楽園ホール)

 元WBA世界ミニマム級王者・宮崎亮(26)=井岡=はインドネシア国内ライトフライ級4位・イカル・トビダ(30)を5回1分9秒KOで下し、9カ月ぶり再起戦を飾った。

 259日ぶりのリングでは、序盤はジャブを突き、動き、状態などを確認。「1ラウンドでも長くいたかった。判定でもいいくらいだった」と、倒すチャンスがありながら、試合の緊張感を楽しんだ。

 相手が左目上をカットし、迎えた5回、“浪速の番長”は「もう立ってられないだろう」と決めにいった。両グローブで挑発し殴り合い。最後は連打から左フックで仕留めた。

 昨年大みそか、減量に失敗しプロ初黒星。リング上では「応援があるから戻って来られた。温かく見守ってください。もう1回王者になる」と涙ながらに誓った。

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