大仁田厚とくまモンが電撃和解

記者会見で和解した大仁田厚(右)とくまモン
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 プロレスラー・大仁田厚と熊本県の人気ゆるキャラ・くまモンが9日、電撃和解した。今年6月、大仁田がくまモンに対し、「火乃国大花火」(11・3グランメッセ熊本)で行われる有刺鉄線電流爆破デスマッチへの出場を正式要請していたことが判明。県民から県庁などに涙ながらの抗議が殺到し、くまモンが参戦辞退を決めるなど騒動となっていた。

 この日、大仁田は大会PRのため、熊本市の「くまモンスクエア」を表敬訪問し、くまモンと合同会見を行った。因縁の相手?と初めて顔を合わせた大仁田は開口一番、「くまモン!悪かったモン」と謝罪した。「かわいくて、謝る気持ちより先にかわいいが前に来た」と持参したオレンジジュースをプレゼント。なごやかに時間が過ぎた。

 対面後、大仁田は「念願かなって、やっと本物のくまモンに会えました。ちょっと感動した。みんなが『かわいい』っていうのが分かるな」と愛らしさに魅了された様子。当初は知名度が低かったというくまモンを、電流爆破デスマッチ初期の自身と重ねた大仁田が「役人さんが『経済効果』、『地方活性』って頭を抱えたときにくまモンが現れたら『ふざけてんのか』となる。電流爆破も『残虐ショー』なんて言われて…。でもちょっとずつ理解者が増えた。そういう意味ではオレとくまモンは同志。電流爆破のリングに入ってもらいたかった」と語気を強めると、くまモンのスタッフも大きくうなずいた。

 また、「プロレスは好き?」と聞かれたくまモンは、通訳を通して「好きです」と親指を立てた。大仁田から「コブラツイストをかけてくれない?」とお願いされたが、これにはバッテン。それでも、最後は2人でファイヤーポーズをきめ、すべてを水に流した。

 なお、火乃国大花火にくまモンは来場しないという。

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