「ＷＢＯ世界バンタム級王座統一戦」（１日、シカゴ）

　現地時間１１月１日（日本時間２日）にアメリカ・シカゴで試合を行う亀田興毅（２７）、和毅（２３）の兄弟がそれぞれ自身のブログで計量を通過したことを報告した。

　ＷＢＯ世界バンタム級正規王者の和毅は３度目の防衛をかけ、ＷＢＯ同級暫定王者のアレハンドロ・エルナンデス（メキシコ）との団体内統一戦に臨む。ブログで「今回はほんま順調で　今まででも一番の仕上がり！明日は最強を証明します！！」と報告。鍛えた肉体をアピール写真もアップした。

　和毅の前座で１年ぶりに試合復帰する兄・興毅も「ここまでなんやかんやあったけど、そんな中でも最高のコンディションを作れた」とつづった。オマール・サラド（メキシコ）とのノンタイトル１０回戦。「来年の世界戦を見据えて」（興毅）契約ウエートの５２・６キロを下回るスーパーフライ級のリミット５２・１キロに合わせたという。

　近年はバンタム級で戦ってきた上に１年間のブランクがあったため、「合計約４年間バンタム級の（制限体重）５３・５キロ以下に落としてない」状態だったが、長期的視野にたって絞り込んできた。