興毅 和毅ねぎらい 初めての感情吐露
米シカゴで1日(日本時間2日)、メキシコ選手相手の1年ぶりの復帰戦をKO勝ちで制した亀田興毅(27)が一夜明けてブログを更新し、判定で3度目の防衛に成功した亀田兄弟の三男・和毅(23)を褒め上げた。
興毅は「日本は、おはようやな」の書き出しで、「昨日は1年ぶりの試合を終えて一夜明けて、もう次の試合の事を考えてる自分がおるから嫌になるなあ…(笑)」と、世界4階級制覇に向けて再び意欲をたぎらせている自分に気づき苦笑い。
続けて「それより昨日の主役、和毅の試合!」と、全米で生中継された一戦を写真をふんだんに使って解説。プロ30戦目で初めて目(左)をカットしたことで焦り、もったいないポイントを落としたと指摘しつつも「前回のラスベガスでの試合とは変わり、今回は興行の主役になり、生中継まで入り、プレッシャーもあったと思う。でもしっかり結果を残し、今年アメリカで2勝し、来年につなげた」とねぎらった。
次戦はビッグマッチが予定される和毅に「俺もこっそりついていかんとな」と控えめに記した興毅は、試合後にもブログを更新し、ボクシングを始めて約16年間で初めて湧き上がったという感情を吐露。「俺は初めて思った。『ボクシングが好きなんやな』って。この好きなボクシングの最終章は始まったばかり。とにかく悔い無くいけるとこまでいこうと思います」と宣言している。