真道ゴー メキシコで3度目防衛戦
ボクシングのWBC女子世界フライ級王者・真道ゴー(27)=グリーンツダ=が12月6日に同級1位・アレリー・ムシーニョ(25)=メキシコ=とメキシコ・モンテレイで3度目の防衛戦を行うことを発表し大阪市内の同ジムで会見した。
9月に和歌山のクラトキジムから移籍。10月4日に予定されていた同戦は二転三転し、ようやく決まった。「日本でという話もあったけど、これで良かった。敵地に乗り込み、強い相手と戦うのは楽しみ。完全アウェーの中、倒して名を挙げて必ず勝って帰って来たい」と決意表明した。
ムシーニョはIBF女子世界同級王座、WBA女子世界同級暫定王座を獲得した元2冠王者。「今度の相手は本物」と言う過去最強の相手に「殴り合う時は殴り合う」と真っ向勝負を宣言した。
また元WBA世界スーパーウェルター級暫定王者で日本ヘビー級1位の石田順裕(39)も同ジムで会見し、12月27日に大阪・住吉区民センターで同級2位・竹原虎辰(36)=緑=と日本タイトル前哨戦を行うことを発表。
当初は4月に敗れた日本同級王者・藤本京太郎(28)=角海老宝石=と大みそかに同王座をかけ、戦う予定だったが延期。9月に京太郎に5回TKOで退けられた竹原を倒し、4月の「チャンピオンカーニバル」での再戦をアピールする。
「京太郎は5回TKOなので5回以内の仕留めないといけない」と早期KOに意欲。17日からは約1カ月の米・ロサンゼルス合宿を行い、世界の重量級猛者を相手にスパーリング漬けでレベルアップをはかる。