女子BOX多田 計量パス雪辱KO宣言
「WBA女子世界ミニマム級タイトルマッチ」(7日、ケレタロ)
WBA女子世界ミニマム級王座戦の前日計量が6日(日本時間7日)、メキシコ・ケレタロで行われ、挑戦者の多田悦子(33)=真正=は100グラムアンダーの47・5キロ、王者のアナベル・オルティス(28)=メキシコ=は400グラムアンダーの47・2キロでパスした。
多田は09年4月に同王座を奪取し9度防衛。昨年7月、メキシコでオルティスに敗れ同王座を陥落した。「チャンスがあれば倒しにいきます」と雪辱と王座奪回へ向け、気合十分に話した。
日本の女子ボクサーが海外で世界ベルト奪取となればJBC公認後では08年7月、韓国でWBCライトフライ級暫定王座決定戦を制した富樫直美(ワタナベ)以来となる。