大仁田 貴闘力の店で決起集会
大仁田厚が27日、リアルジャパンプロレス12・5後楽園ホール大会で再戦する元関脇貴闘力が経営する都内の焼肉店「ドラゴ 横綱通り店」で、当日にチームで出陣する邪道軍4人とともに決起集会を行った。
昨年11月、今年3月に続く3回目の来店。過去には“無銭飲食”とも言われたが、今回は強引ながらリアルジャパンからOKを得ているため、友好ムードだった。大仁田、田中将斗、保坂秀樹、矢口壹琅、リッキー・フジの5席が用意されており、特上の肉が運ばれた。
「ここはタン、キムチからうまいんだよ。これはヒレ?分厚いなあ」。ご機嫌の大仁田は次々と肉をたいらげた。「敵陣で食べるのがまたうまい」という大将に、最強の援軍・田中も「邪道軍に入ったら、こんな決起集会ができるんですね。前に曙さんのところ(ステーキ店)には呼ばれなかったんで」と大喜びした。
腹ごしらえを済ませた大仁田は決戦へ向け、メンバーに「寄せ集めみたいな(初代)タイガーマスクと貴闘力のチーム(ほかにスーパー・タイガー、アレクサンダー大塚、タカ・クノウ)はどう?」と問いかけ。邪道軍の面々は「楽勝ですよ」(田中)、「寄せ集めと違って最強ののコンビネーションを見せられる」(矢口)、「このメンバーが最強」(フジ)、「何十年も一緒にいる。昨日きょう組んだヤツとはワケが違う」(保坂)と口々に力強く勝利を宣言した。
また、フリーとなった凶器に関して、大仁田は「机、イス12脚、有刺鉄線バット2本、ベニヤのバリケードマット2枚を持参する。オレたちが培った痛みを貴闘力さんに伝えてあげようかなと。焼肉はうまいけど、試合は試合」と不敵に笑った。
なお、退店の際、大仁田が田辺博樹店長に会計を尋ねると、「開店前の営業代など込み込みで8万円」だった。大満足の決起集会を終えた邪道軍が姿を消した後、リアルジャパン・平井丈雅代表が来店し、きっちり支払いを済ませたという。