LiLiCoプロレスベルト守った!
第1009代アイアンマンヘビーメタル級王者のタレント・LiLiCoが30日、DDT後楽園ホール大会に来場した。
8月の両国大会で戴冠以降、試合をしていないLiLiCoが現れるという千載一遇のチャンスに、高木三四郎社長はベルト奪回を画策して登場。しかし、愛着が沸いたというベルトをがっちり肩に巻いたLiLiCoは「テレビに出てても、映画を見ててもこのベルトが奪い取られるんじゃないかってビクビクしてたんで、ボディガードを雇うことにした」とまさかの報告をした。
「ベルちゃん!」と呼ばれて登場したのはK-1、DEEPで活躍したベルナール・アッカだった。LiLICoは「ずっと昔からの友達。ボディガードを考えたらベルちゃんだった。やっと安心して眠れる」と心境を明かした。
DDT陣営は「最近、見た映画は?」とLiLiCoに何度も繰り返し質問。スキを突いての不意打ちを試みるが、こわもての実力者がとなりにいるため、高木社長も容易に近づけない。ならばと、意を決して突撃した中澤マイケル、平田一喜はあっさりとKOされ、赤井沙希はにらまれて引き下がった。
この日の奪回を観念した鶴見亜門GMはLiLiCoに「試合して下さいよ」と泣きを入れると、アッカから「オレが代わりに試合します。最近、だいぶ暇なんで。いつでもいいので」と提案が。すかさず高木社長は失神している平田を無理やり起こして、腹話術のように「いつでも来いよ。でめえを血の海に沈めてやるよ」と宣言した。
鶴見GMも平田の?思いをくみ「12月13日、春日部でベルナール・アッカ対平田一喜。平田が勝ったら、LiLiCoさん、試合して下さいよ」と条件付きのシングル戦を発表。LiLiCoは「いいわよ。どうせベルちゃんが勝つ。私が永遠のチャンピオンだ!」と受諾した。