IGF猪木会長、年末選挙もチクリ
IGF会長のアントニオ猪木参院議員が1日、後楽園ホールで行われた「Road to INOKI BOM-BA-YE 2014」の冒頭であいさつした。
「『こんな時期に選挙をやるバカがどこにいる』という声も聞こえてくる」
「消費税をどうするとかはほかの政治家に任せるけど、あいつらはウソばかりついてる。よく昨日言ってたことを、きょう覆すね」
「正直言うとやめたい。こんなくだらない世界に入ってしまって。(首に巻く)これが赤いマフラーかストールかなんてどうだっていい」などと話して歓声を浴びた。
大みそかの「-BOM-BA-YE」両国大会では、8月に続き石井慧とミルコ・クロコップの再戦が決定。「前回、アクシデント(石井の流血負け)があっての再戦だけど、どう期待させるか。プロモーションを含めて考えないと。暮れのカードだから、石を投げたときにどれだけ広がるか。1年の締めくくりにきっちりお客が入って、IGFにとって興行自体がムダにならないように選手も頑張って欲しい」と期待した。
また、この日死去していたことが判明した俳優・菅原文太さんから、人を介して「1度お会いしたい」とメッセージをもらっていたという。「テレビで何度かお会いしたことがあった。テレビを見ていたら、農業をやられていたようで、いい人生だなと思っていた。(メッセージをいただいた)そのときは状況を知らなかった。ぜひ1回、お話したいと思っていた。ご冥福をお祈りします」と残念そうにコメントした。