小川直也「1対2で戦う」
IGF「INOKI BOM-BA-YE 2014」(31日・両国国技館)で藤田和之&ミノワマンとの対戦が決まった小川直也が17日、都内で会見し、1対2で戦う意向を明かした。発表ではパートナーは「X」とされ、この日、IGF側から澤田敦士、ピーター・アーツ、ジョシュ・バーネット、ジェロム・レ・バンナのいずれかをと提示されたが、拒否した。
小川は、15日にゴミ呼ばわりされた上に「大掃除する」と小バカにされた藤田に対し、「IGFのフロント批判ばかりしてるヤツはオレだけで十分」と怒りの表情で反撃。藤田の相棒・ミノワマンは8月に右腓(ひ)骨を骨折して全治6カ月以上と診断された回復途上で、「戦えるか分からないヤツだから、オレ1人でいい」と言い切った。
会見中にミノワマンが乱入し、小川に「オレはシングルでやりたいけど、タッグに決まったんで誰でもいいから組んでもらえますか」と要求。小川は「ケガ人とはやらない主義。お前、リングで笑いものになるぞ」と返し、興奮した2人は胸を小突き合った。ミノワマンは「当日までに(組む)相手を見つけてこい!狙うのはあんただけ」と吐き捨てて引き上げた。
直後にIGF側から相棒候補「X」の4人が記されたボードを渡された小川は「Xってなんだ?一方的に決めやがって。澤田?アーツ?ジョシュ?バンナ?」とボードを破り捨てると、「藤田とは絡みたくないし、ケガ人とやって勝っても面白くないけど、とにかくオレは1対2でやる」と宣言。ハンディ戦を譲る気配はなかった。