「ＤＤＴ」（１５日、さいたまスーパーアリーナ）

　歌手の松崎しげるが「さいたまスーパーアリーナ大会」で中澤マイケルのセコンドを務めた。

　松崎は男色ディーノにディープキスを見舞うなど、この試合を最後に無期限休養に入り、日本を離れてシンガポールでパーソナルトレーニング・ジムを経営する中澤をアシストした。

　試合中盤、イス攻撃を狙う中澤に対し「最後の試合だぞ。そんなんで勝って、嫁さんが喜ぶと思ってるのか」と説教。続いてディーノへ向け「最後の試合だ。いい試合をしてくれ。愛の言葉でこいつを骨抜きにするんだよ」と言葉を送ると同時に自ら濃厚キス。ディーノが「しげるがカミングアウトしたっていうこと」とにやつく大胆行為で会場をどよめかせた。

　サポート及ばず、中澤は腰痛からの復帰戦だったディーノに敗退。しかし、中澤のあいさつ後、大ヒット曲「愛のメモリー」をフルコーラスで熱唱するなど、松崎の存在感は際立っていた。