ルスカ氏の死去に猪木氏「非常に辛い」
柔道家からプロレスラーに転向し、かつてアントニオ猪木とも対戦した“オランダの赤鬼”ビレム・ルスカ氏が、14日に死去したことが明らかになった。国際柔道連盟が15日、発表した。74歳だった。
ルスカ氏の死去を受け、76年2月に「格闘技世界一決定戦」で対決したアントニオ猪木参院議員は15日、IGFを通じて次のようなコメントを発表した。
「逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。最近では、体調を崩されているということを聞いていましたので、心に留めておりました。激闘を繰り広げた、かつてのライバルたちを見送ることは非常に辛いものです。心からご冥福をお祈り致します」
ルスカ氏は2001年に脳出血で倒れ、療養生活を送っていた。