角田信朗 亡きK-1戦士に捧げる映画
K-1競技統括プロデューサーでタレントの角田信朗(53)が7日、都内で行われた映画「迷宮カフェ」の初日舞台あいさつに、主演の関めぐみ(29)、市川由衣(29)らと登場した。
骨髄移植という題材をもとに、サスペンスとユーモアを交えて展開する心癒やされるヒューマンドラマ。ひそかに自殺願望者を募るカフェに集う者たちが、骨髄移植を通して1つにつながるというストーリー。
角田は体の衰えに直面した失意のボディービルダー役を演じるが、作品の骨髄移植、自殺という重いテーマに関しK-1のことを思い出し「白血病で亡くなったアンディ・フグが、そして自殺したマイク・ベルナルド。この2人に導かれて、この映画にたどり着いたのだと思う。だから、この2人に作品をささげたい」と、深い思いを明かしていた。