小川直也が澤田敦士をパートナーに指名
「IGF」(4月11日、両国国技館)
暴走王・小川直也が31日、IGF4・11両国国技館大会のパートナーに澤田敦士を指名した。都内で行われた会見で小川に通達された対戦カードはタッグマッチで、パートナー、相手ともに未定の「X」。モヤモヤが残って不満そうな小川のもとに、大会まで2週間を切りながら参戦オファーがないという澤田が現れた。
この日が47歳のバースデーだった小川はケーキを持参してきた澤田に「11日は何してるの?」と尋ねると、「暇なので、(IGFの)チケットを自分で買おうかなと思ってます」と返ってきた。小川は事実上の戦力外通告を受けたとみられる明大柔道部の後輩に「体はできてる?オレのパートナーはどうだ?」と救いの手を伸ばした。もちろん、澤田は「ハイ。今までの僕と違うものをお見せしようと思ってます」と二つ返事で了承。13年10月26日・TDCホールでのピーター・アーツ&天田ヒロミ戦以来のコンビ結成が決まった。
2・20TDCホールのメーンで対戦(小川&ワン・ビン対澤田&ミノワマン)し、小川が澤田をスリーパーで仕留めたばかりだが、小川は「クビと言われたら救うしかない」と後輩思いな一面をアピール。仕事にありつけた澤田とともにケーキを手に笑顔を見せていた。