鈴木秀樹がWRESTLE-1王座奪取
「WRESTLE-1」(1日、後楽園ホール)
鈴木秀樹がKAIを下し、WRESTLE-1王座を奪取。NWA UNヘビー級王座とあわせて2冠王となった。昨年10月に誕生したWRESTLE-1の至宝は早くも流出の事態となった。
選手権とは思えない一方的な展開となった。鈴木は飛龍原爆の後、スリーパー。半失神したKAIを引きずり起こし、宝刀・人間風車でスリーカウントを奪った。7分足らずで完勝した新王者は「見ての通り。(失神させた3・14新宿と)何も変わってない」と無言だったKAIを見下した。
試合後は元3冠王者の浜亮太が登場。「てめえ鈴木、この野郎!なめくさりやがって。次の挑戦者はこのオレだ」とアピールした。
しかし、鈴木は納得いかない表情で「前座でお茶を濁してたヤツが何で挑戦できるの?パートナー(KAI)がやられたから?」と吐き捨てた。
簡単に認めたくない様子で、「(浜の)挑戦を前提に質問しないで欲しい。WRESTLE-1イコール武藤敬司。お客さんもKAIではなく、武藤対鈴木が見たいと思う。(相手は)武藤でしょう」と思いをぶつけた。