王者・高山、初防衛戦へ満点仕上がり
「IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦」(22日、大阪府立体育会館)
王者・高山勝成が13日、大阪市内の仲里ジムで練習を公開した。初防衛戦へ向け、スパーリングはわずか50ラウンドを消化したのみ。中出トレーナーは「切っ切れやもん。いい時ほど慎重にいきたかった」と話し、状態にみじんの不安もないからこその調整を明かした。
減量も残り1キロ。この日はシャドーボクシング、ミット打ちなど、イメージ重視の練習に終始した。「トレーナーとしては、もうやることない。この状態そのまま。俺が相手のトレーナーで高山のを姿見たら、怖くなる」と同トレーナーは満点の仕上がりを強調した。
挑戦者の同級8位・ファーラン・サックリン・ジュニアは好選手ではあるが、日本初の4団体王者の敵ではない。「ワクワク、ドキドキ。ハッピーな気持ち。自分のボクシングをすれば問題ない」と高山は断言した。
すでに視界は次戦を見据えている。年内にWBA同級王者のヘッキー・ブドラー(南アフリカ)との王座統一戦を希望。「WBA王者とやって、ライトフライ級戦線に乗り込む。もし王座統一戦(の交渉)がうまくいかないなら、そのままライトフライ級で2階級制覇を目指す」と野望を口にした。
本来、ライトフライ級の選手であるファーランは、近い将来の2階級制覇へ向けたテストの位置づけ。「1秒でも早くリングから出たいので、1秒でも早く試合を終わらす。1回から(打ち合いに)行く可能性は十分ある」と、昨年大みそかに続くKO勝利を宣言した。
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