王者・高山、体格差問題なし「埋める」

予備検診を終え質問に答える高山勝成=多根総合病院((撮影・山口 登)
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 「IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」(22日、大阪府立体育会館)

 ボクシングダブル世界戦の予備検診が20日、大阪市内で行われ、初防衛戦に臨む王者・高山勝成(31)=仲里、挑戦者で同級9位のファーラン・サックリン・ジュニア(21)=タイ=ともに異常なしと診断された。

 高山は身長157・7センチ、リーチ157・8センチで、それぞれ相手を8・1センチ、12・4センチ下回った。「体格差を埋められるよう、工夫して試合をしたい。自分のスタイルを貫けば問題ない」と余裕。今戦は将来のビッグマッチに向けた通過点の位置づけで「勝利してこの先につなげたい。統一戦、2階級制覇がかかる戦いが待っている」と言い切った。

 ファーランは「高山と試合できてうれしい。優しいです」と王者に尊敬のまなざし。父は同級世界王者で「うちの父さんのベルト。お父さんにあげたい」と話した。

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