ボクシングのＷＢＡ世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志（３５）とＷＢＡ世界ライトフライ級王者・田口良一（２８）＝ともにワタナベ＝が７日、王座防衛から一夜明け、都内の所属ジムで会見を行った。

　和やかな雰囲気で会見が進み、最後にテレビカメラに向かって次戦の抱負を求められた両チャンピオン。先輩・内山が「お前がシナリオを考えろ」と田口を指名した。

　綿密な打ち合わせを済ませ本番スタート。「次も防衛に向けて頑張ります！」と言った後に内山が左、田口が右の拳をカメラのレンズに突き出す予定のはずが、田口は間違えて左手を突き出してしまった。

　慌てて右拳を出して失敗を取り繕ったものの、時すでに遅し。内山から「何やってんだよ！」という試合以上の？強烈な突っ込みを浴び、初防衛に成功した田口もなすすべがなかった。