橋本真也さん10周忌イベント決定

 2005年7月11日に死去したプロレスラー・橋本真也さん(享年40)の十周忌イベント「橋本真也復活祭」が7月13日、後楽園ホールで行われることが12日、発表された。橋本さんの長男・橋本大地、後見人を務める古巣・新日本の坂口征二相談役、闘魂三銃士の盟友・武藤敬司、蝶野正洋らが都内で会見し、各団体の協力を経た上で当日の試合カードなどを決定するとした。

 大地は「橋本真也が一夜限りの復活を遂げる大会にしたい。たとえば親父なら何をするだろうか?どういう試合を望んでるだろうかというのをコンセプトとして考えてる」とした。詳細は未定だが、藤波辰爾の出場を示唆。「ウチにあるものは少ない」としながらも、遺品の展示などを行う意向を示した。

 蝶野、武藤は試合出場を否定。蝶野は「橋本選手が生きていれば、去年が30周年。1人だけできてなかったから、7月が十周忌ということで、ぜひやった方がいいんではと後見人を引き受けた。橋本真也というファイターがいたということを、これを機会に見てもらいたい」とコメントした。

 武藤は、タイガーマスクに憧れていた橋本さんが、入門当時にジュニアヘビー級を目指していたエピソードを披露して笑いを誘い、「催しものは目立ちたい精神がうずくけど、今回は後見人として盛り上げることができれば」と主役の故人に思いをはせた。

 坂口氏は「早いもので10年たつ。私にとってはかわいいヤツ。新日本の社長をやっていたとき、三銃士でいい時代を作ってくれた。各団体にご協力いただいて盛大にやっていただきたい」と話した。

 また、大地は「命日の2日後といういい日に大会ができる。破壊王(父)がメーンのイベントはこれで最後にしようと思ってる。最後の復活イベントを見に来てもらえれば」とアピールした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス