喜多村誠がムエタイ王座奪取を宣言
新日本キックボクシング協会ミドル級王者で、ラジャダムナンスタジアム・スーパーウェルター級8位の喜多村誠(34)=伊原道場新潟支部=が19日、ムエタイの聖地タイでの王座奪取を宣言した。喜多村は現地24日、ラジャダムナンスタジアムのスーパーウェルター級王者アーウナーン・ギャットペーペーの王座に挑戦する。
ラジャダムナンスタジアムの王座を獲得すれば、藤原敏男(1978年)、小笠原仁(2000年)、武田幸三(01年)、石井宏樹(11年)に続いて日本選手5人目の快挙となる。敵地でのメジャータイトル獲得は最も困難だと言われているが、大一番に向けて気合の入る喜多村は悲願の王座奪取を誓った。
タイトル挑戦を控えた現在の心境について、喜多村は「楽しみです。早く試合がしたいです」とやる気満々。「いつも通りの練習をしてきました。5月11日から18日は(伊原道場の)本部で練習させてもらいました」と準備万端で決戦に臨む。
新日本キックでは、昨年引退した石井(Sライト級王者/藤本)以来の王座奪取が期待される。喜多村は「光栄に思います」と覚悟を固め「倒してベルトを持って帰ってきます。応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。