王者・井岡一翔、レベコとの再戦へ

 ボクシング史上最速世界3階級制覇を4月22日に達成したWBA世界フライ級王者・井岡一翔(26)=井岡=が5日、大阪市内で本格練習を再開した。

 「目指すべきところに戻ってきたというかホッとしてます。何してても最高」と井岡家の悲願を果たしてから、喜びに浸った1カ月半。1週間、ハワイへ海外旅行、東京では知人らに勝利報告などして過ごした。

 初防衛戦は9月中旬にも予定される。WBAからはフアンカルロス・レベコ(アルゼンチン)との再戦指令を出され、交渉期限は20日。両陣営の契約では初防衛戦の相手は井岡が自由に選択でき、2度目の防衛戦はレベコに選択権がある。

 井岡一法会長は「秋にこっちがやって、大みそかにレベコがやるならやる気だった。もともとの契約通りの中で冷静に考えて欲しい。わがままを言うなら、入札にもって行きます」と話した。

 次戦の相手は交渉の結果を待つしかないが一翔は「やるなら返り討ち」と自信満々。「この階級で防衛して、王者同士の統一戦をやりたい」と、先を見据えた。

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