“アメリカン・ドリーム”の異名で７０年～８０年代に人気を誇ったプロレスラー、ダスティ・ローデスさんが死去したことが１２日、分かった。ＷＷＥ公式サイトが報じた。６９歳だった。

　ローデスさんはエルボーを得意とし、ＮＷＡ世界ヘビー級王座を３度獲得。故ディック・マードックさんとのテキサス・アウトローズとしても活躍した。現在はＷＷＥ傘下のＮＸＴで主にパフォーマンスのコーチを務め、元ノアのＫＥＮＴＡことイタミ・ヒデオらを指導していた。

　かつてライバルだったアントニオ猪木参院議員は「突然の逝去報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。私がＷＷＥ殿堂入りした際の式典でお会いしたのが最後になってしまいました。激闘を繰り広げた、かつてのライバルたちを見送ることは非常に辛いものです。心からご冥福をお祈り致します」とコメントを寄せた。