具志堅氏、殿堂入り表彰式で英語スピーチ

パレードで沿道からの“ヨーコーコール”に笑顔でこたえる具志堅氏=カナストータ(撮影・小林信行)
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 元WBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級王者で13回連続防衛の日本記録をもつ具志堅用高氏(59)が14日(日本時間15日)、ニューヨーク州カナストータで行われた国際ボクシング殿堂の殿堂入り表彰式に出席した。

 日本人では95年のファイティング原田氏以来、20年ぶりの快挙となった具志堅氏。式典の前に行われたパレードでは、長男、長女、孫とともにオープンカーに乗り、沿道から起こった「ヨーコーコール」に笑顔で拳(こぶし)を突き上げた。

 表彰式のスピーチでは「HELLO!」の第一声で約500人のファンが詰まった会場をどっと沸かせ、その心をつかんだ。たどたどしい英語で感謝の言葉とともに「I WILL NEVER FORGET THIS WONDERFULDAY(この素晴らしい日を絶対に忘れません)」と心を込めて話すと、再び大きな歓声と拍手が起こった。そして具志堅氏は壇上から、贈られた記念の指輪を誇らしげに掲げた。

 11日に現地入りし、ゴルフ大会やレセプションなど各種行事に参加した具志堅氏は「感動するものがある。ワクワク、ドキドキは何度経験してもいいものですね」。切磋琢磨している日本の後輩たちには「ここに来てほしい!ここに来れば、(さらに)ボクシングの素晴らしさがわかる。印象に残るファイトをしてほしい。素晴らしいボクサーでいなくてはここには来れないと思います」と熱いメッセージを送った。

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