モデルボクサー高野 世界王座奪取誓う
女子東洋太平洋スーパーバンタム級王者でモデルボクサーの高野人母美(協栄)が9日、東京・千代田区の書泉グランデでDVD「Interval」の発売記念の握手会に出席した。世界王座挑戦が内定してから公の場に現れたのは初めて。
11月11日、東京・後楽園ホールでWBO女子世界スーパーフライ級王者ダニエラ・ロミナ・ベルムデス(アルゼンチン)に挑戦することが内定。プロ10戦目で念願の世界挑戦だ。
「まだ内定なのですが、チャンスはなかなかないので無駄にしたくない。王者の動画も見させてもらっているし、ここからが勝負と思う」と表情を輝かせた。
走り込みを中心としたトレーニングにも拍車がかかっており「(体重を)52キロに落とさなければならないので、10キロから15キロ走ってます。8ラウンドから10ラウンドになるので、これまでの2、3倍やらないと勝てない」と自らムチを入れている。
プライベートでは野球にハマっており、バッティングセンターにも通っているという。「120キロくらいの球が打ちやすいです。動体視力も鍛えられますね」と笑った。
7月31日から発売されている2本目のDVDはタイのパタヤ、バンコクで撮影した。「Interval」のタイトル通り「オフ、休み時間を意識したもので、体がムッチリしています。素の自分を出せたと思う」とアピールしていた。