大仁田、長与と最優秀タッグ賞狙う
9月5日の「なにわ超花火」(大阪)、9月12日の「越後超花火」(新潟)で、ダンプ松本&TARUと電流爆破デスマッチで対戦する大仁田厚&長与千種が22日、都内で会見した。大仁田は5月の大江戸超花火に続き、コンビを組む長与と「プロレス大賞の最優秀タッグ賞を狙いたい」と宣言。1度も受賞経験がない長与も呼応し、“カリスマレジェンドコンビ”で史上初の男女混合での受賞を視野に入れた。
長与は「越後-」で懸けられる初代爆破王タッグベルト奪取を熱望。「御影石のベルトということでぜひ巻きたい。こんなにタッグタイトルが欲しいのは(GAEA JAPAN時代の)クラッシュ2000のとき以来」と力を込めた。
米国帰りの長与は、大仁田に「みんなから『どうだった?』と聞かれた」と現地での電流爆破マッチの浸透度を報告。「ラスベガスなんかいい」と海外開催を勧めると、大仁田も「ぜひ(9・5&12で)勝って、いつか米国に乗り込みたい。アジアでもいい」と前向きに返した。
また、「なにわ-」は「ノーロープ有刺鉄線電流発破&バックスクリーン3連発爆破バットデスマッチ」として行われ、通天閣にみたてた“タワー”に爆破が仕掛けられる。試合形式決定後、『発破』への反響がすごいと明かした長与は「ピンと来なかったけど、トンネルを破壊したりとんでもない。でも大好物」とニヤリ。85年の阪神日本一時のクリーンアップ(バース、掛布、岡田)を意識した『バックスクリーン3連発爆破バット』について長与は「バースたちのでしょう?世代だから知ってる。聞いた瞬間、分かった」とうなずいた。