小関、宮尾が激突 女子世界王座統一戦

 統一戦が決まった宮尾綾香(左)と小関桃
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 「WBC女子世界アトム級・WBA女子世界ライトミニマム級王座統一戦」(10月22日、後楽園ホール)

 WBC同級王座を15度防衛中で、“具志堅用高超え”のボクシング日本新記録&世界女子記録を更新中の小関桃(青木)と、WBA同級王者で“ボクシング界の上戸彩”の異名を持つ宮尾綾香(大橋)の王座統一戦が行われることが25日、横浜市内で発表された。

 日本女子ボクシング界の頂上対決は、小関の「宮尾さんとやりたい」という要望がきっかけだった。宮尾が12年に戴冠してから対戦を希望していたが、今回ようやく実現した。

 小関は「(統一戦は)正直、ベルトがほしいわけではない。自分の方からやりたいと言っていたので決まったときはうれしかった。最高のタイミングで最高の相手、舞台でやれてうれしく思います」と、16度目の防衛戦にあえて他団体王者をリクエストした自信をみなぎらせた。

 一方、宮尾は「私はベルトがほしい。確実に持ち帰りたい。出稽古に出てサウスポー対策をしています。(小関は)手数があるので巻き込まれないようにしたい」と王座統一に意欲を見せていた。

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