ブル中野のライバルが21年ぶり来日
かつて全日本女子プロレスで暴れ回った元WWF(現WWE)女子王者・メドゥーサさん(51)が94年11月の全女・東京ドーム大会でのブル中野戦以来、21年ぶりに来日し、13日、スターダムの東京・新木場大会に来場した。
スターダムのコミッショナーに就任したメドゥーサさんは01年に引退し、現在は米国でモータースポーツ競技『モンスター・トラック』の選手として活躍中。今年、WWE殿堂入りも果たした。
引き締まった体で現れたメドゥーサさんは「コンニチハ、メドゥーサです。ニッポン、ダイスキですね。今度、コミッショナーになりました。私はシリアスなプロレスが好きです」とあいさつすると、大歓声を浴びた。
そのまま本部席で全試合を熱心に見守ったレジェンドは大会後、「久しぶりに日本に来られて光栄。うれしいです。私は80年代の日本のプロレスをリスペクトしています。女子レスラーはルックスも大事だけど、技も大事。その辺はシリアスに考えたいです。すべてのアスリートがそう。スターダムもシリアスさを失ったらダメ。ここの選手全員に興味があります」とコメント。目に付いた選手について聞かれると「一人一人、目に付いたけど、まだ成長の余地がある。ベストな選手はきょうはいません」と特定の名前は挙げず、厳しい“採点”を口にした。
84年にデビューし、89年に全女に来日したメドゥーサさんは初戦で長与千種を破り、IWA世界女子王座を奪取。その後も日本に定着した。帰国後、WCWやWWFを主戦場とし、93年にアランドラ・ブレイズとしてWWF女子王座を獲得。94年11月の東京ドームでブルに敗れ、王座を失った。なお、メドゥーサさんは23日の後楽園ホール大会にも来場する。
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