亀田興、河野のKO宣言を一蹴
「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(16日、シカゴ)
王者・河野公平(34)=ワタナベ=を倒して4階級制覇を目指す同級2位の亀田興毅(28)=亀田=が13日(日本時間14日)、シカゴ市内のジムで公開練習を行った。
各選手に与えられた30分の練習時間。亀田はジャージ姿のまま約5分のシャドーで切り上げた後、残りの時間を質疑応答にあてた。
開口一番、「めちゃくちゃいいですよ、調子。ほんまに。自分でも怖いぐらい調子いいですよ。仕上がってる!」と順調な調整ぶりをアピール。体重もリミットまで400グラムまできていることを明かしながら「快調ですよ。俺の腸も快調!」「楽勝すぎて怖い」「完璧。完璧ぺきお」などと満面笑みで話した。
約1時間前に練習を終えてジムを出た河野の“KO宣言”を伝え聞くと「それは無理でしょ。頑張って」と一蹴(しゅう)。王者が11月で35歳を迎えることには「俺が逆(河野の年齢)やったらキツイもん。最後の空(から)元気。ろうそくの火が消えかかってる。ふって噴いたら終わり」と“舌好調”だった。